ユニオンスクエア・トウキョー Union Square Tokyo 東京ミッドタウン


ユニオンスクエア・トウキョー Union Square Tokyo 東京ミッドタウン



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ニューヨークの人気レストラン

【東京ミッドタウン】ガーデンテラス地下1階(傾斜の関係で実際は地上に面している)にある、アメリカ料理にイタリア料理の要素を取り入れた、"ニューアメリカン料理"レストラン。ザガット・サーヴェイのニューヨーク版で常に上位を占めてきた人気店の日本初上陸です。

上写真は、ホリデーランチコース3500円のメインの肉料理、スモークしたかぶらぎ(鏑木)豚のグリル。どーんとガッツリ系のボリュームに、オニオンフライがトッピングされ、バルサミコマスタードのしっかりした味つけは、まさにアメリカ人好み。ザガットでナンバーワンの理由がわかったような気がしました(笑)。

で、このかぶらぎ豚は無菌豚で、焼き加減がレアでも大丈夫だそう。おすすめはミディアムレアとのことで、私もそれに従い、何とか完食しました。でも、食の細い女性は食べきれないかもしれません(汗)。

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↑前菜。左写真は魚のカルパッチョ。右写真は、グリュイエールチーズとフォカッチャのクルトンをトッピングしたサラダ。味付けはディジョン・ビネガー。コースではいずれかを選べる。

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↑前菜。同席者が頼んだ魚料理のメイン。こちらの方があっさりしていて女性向かも。デザートは本店のエクゼクティブシェフ、マイケル・ロマーノ氏のクレームブリュレ。ジンジャーのしっかりとした味わい。


ニューヨーク滞在中、評判に釣られて本店に行ってみたことがあるのですが、正直なところ、「え、この店が人気ナンバーワン?」と謎に思いながら店を後にした覚えがあります。ワサワサとしていて、何となく落ち着かないし、もっとおいしいレストランがほかにいくらでもありそうだったので(もっとも、そのときはランチだったので、実力のすべてをうかがい知れなかったのかもしれませんが...)。

で、「ユニオンスクエア・カフェ」がなぜこんなにニューヨーカーに支持されているのかというと、どうやら地元愛に根ざしたところに理由がありそうです。かつてニューヨークの一流レストランといえば、フランス人シェフによるフレンチであり、アメリカ人のヨーロッパ・コンプレックスをさらにつのらせた時代がありました。それを打ち破ったのが、いかにもアメリカらしい雰囲気の「ユニオンスクエア・カフェ」。いってみれば、2002年のFIFAワールドカップ旧宗主国のフランスに勝ったセネガル代表の思いなどと、どこか共通するものがあったというわけです(笑)。

六本木ヒルズにある同じくニューヨークの人気店「イル・ムリーノ」などと同様に、料理の濃いめの味付けは好みの分かれるところかもしれません。でも、お店で一番の人気というハンバーガー3000円を食べないとあれこれ語れないかもしれませんね。ハンバーガーこそ、まさにアメリカ料理の代表選手なのですから。

※平日はパスタランチ2800円あり。混んでいることが多いので、予約をおすすめ。


ユニオンスクエア・トウキョー Union Square Tokyo
港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン ガレリア内ガーデンテラス/B1F/10
Tel. 03-5413-7780
http://www.wondertable.com/

■営業時間:11:00~23:00 L.O. 22:00 平日15:00~17:00はクローズ
■定休日:無休