驚きと感動!完成度の高いスイーツがいただけるパティスリー(2013年3月追記) '13/03/0

驚きと感動!完成度の高いスイーツがいただけるパティスリー(2013年3月追記)
'13/03/03 ('13/02 訪問)


$なぎさのCAFEブログ


2012年2月、久々の再訪ということで期待を胸に、いざタンドレスさんへ~♪この日は出町柳でラン
チをしてからの移動だったのですが…かなり甘く見ていました(汗)。お店に到着したのが、午後1時
半頃。ドアのところには、生菓子は完売との貼り紙が…(涙)。お店に入ることなく、引き返すことに。
そもそもこの日出町柳まで出かけたのも、こちらのタンドレスさん目当てだったこともあり、一気にテ
ンションが下がってしまいました(苦笑)。まあ…人気店ですから、想定内の展開ではありましたが。

そんなことがあった2週間後、またまた京都に出かける予定ができた私。今度こそは~と開店時間
に合わせて訪問するつもりで気合をいれていたのですが、そんな時に限って突然の高熱(翌日、病
院で診てもらったらインフルエンザでした)。そんな私を不憫に思った夫が、私の代わりにタンドレス
さんに行ってケーキを買ってきてくれました!まあ、そもそも「タンドレスさんの旨いケーキを早く食べ
たい!」と言っていたのは夫のほうだったので(苦笑)、喜んで出かけて行きましたが~♪予定では
一緒に出掛けて、イートインでケーキを楽しみたかったんですけどね(涙)。前回に引き続き、今回も
テイクアウトの利用になってしまいました。イートインはまた次回のお楽しみということで…。

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カスターニャ(\630、2013年2月)
「スペイン産マロンムースとくるみの香りを移したババロアを2層にし、ミルクチョコレートガナッシュ
覆いました」

マロングラッセと薄いプレートチョコがトッピングされたケーキ。マロングラッセはねっちり食感でしっ
かり甘く、チョコはセミビターな味わい。くるみのババロアはふんわり軽い口どけで、ナッティな風味
が素晴らしく、ブロークンマロングラッセ入りのマロンムースはなめらかでクリーミーな口当たりで、
洋酒系の大人な味。クラッシュしたくるみ入りのジョコンドにも洋酒が使われている。それらをマイル
ドなミルクチョコガナッシュがとろ~りと覆っている。全体の口どけ良さと味のバランスに感動♪

モナコ(\550、2013年2月)
「ほろ苦いチョコレート生地とジャンドゥーヤのクリームを重ね、アマレット(杏仁リキュール)の香りを
つけました」

金箔の飾りがゴージャス感を醸し出しているケーキ。トップの光沢のあるチョコのグラサージュは、と
ろ~りなめらか。ジャンドゥーヤのクリームはヘーゼルナッツのコクと旨味を存分に楽しめる味わい。
チョコレート生地はしっかりビターテイスト。全体をアマレットのリキュールが包み込むように香りづけ
されていて、杏仁好きな私としてはこの香りだけでもウットリするほど…。トータルでは、お酒の効い
たリッチで大人な味わいのチョコケーキという印象かな♪ああ…陳腐な表現で申し訳ない(涙)。

コキーユ・ドゥ・ムラング(\450、2013年2月)
「サクッと軽いメレンゲに特製の生クリームをたっぷり絞りました」

いわゆるムラング・シャンティ。でも、味は「いわゆる」どころじゃなく、超ハイレベルなムラング・シャ
ンティ!メレンゲはザクザクとした口当たりながらも、口の中では軽くすーっととけてゆく感じ。表面
についているスライスアーモンドが香ばしく、いいアクセントに。そしてサンドしてある生クリームの
美味しさがハンパなく(汗)。たっぷりの上質のバニラビーンズが使われているので、バニラの風味
が口いっぱいに広がる。軽やかな口どけとやさしい甘味で、メレンゲとのバランスも最高。激ウマ♪

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いや~、本当にステキ!今回もステキすぎる生菓子を美味しくいただくことができました。インフル
エンザで味覚も嗅覚も(っていうか脳みそ自体も?)鈍っていた私でしたが、それでも味と香りを十
分楽しむことができたのですから、これがベストコンディションだったらもっと美味しくいただけたの
だろうな~とやや悔やまれます(涙)。生菓子は全て半分ずつ分けるようにして、夫もいただきまし
たが、「やっぱりタンドレスさんのケーキは好みだな~」とひたすら感動しつつ食べ進めていました。
夫婦でタンドレスさんのファンなので、また一緒に出掛けて、次こそはイートインを果たしたいです!


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2012年3月初訪問。
京都の中ではトップクラスの人気と実績を誇るこちらのスイーツ店。サイトを拝見するたびに、いつ
も「きっと好みのケーキなんだろうなぁ…」と思っていました。京都の一乗寺という我が家からは遠
く離れた場所ということもありますが、土日月の週3日営業のお店ということもあって、なかなかお
邪魔できずにいましたが、やっと機会に恵まれて訪問することができました!

人気のお店ですし、作られるケーキの数も限られていますので、手に入れるのは至難の業。ダメも
とで開店時間に合わせてお店のほうに電話したところ、お取り置きしていただくことができました♪
(ごムリを言って申し訳ありませんでした。)午後3時に引き取りに行くと、ショーケースのケーキは
ほぼからっぽの状態(汗)。座席も満席。本当はイートインでこちらのケーキをいただきたかったの
ですが、それは諦めてテイクアウトすることに。今回は生菓子2点、焼き菓子1点の購入です。

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ルノーブロワ(\580、2012年3月)
「コーヒーと、くるみの香りのクリーム。カリッとしたくるみのキャラメル」
(冷蔵庫から出してすぐにお召し上がり下さい)

コーヒーのムースとくるみのムース。その間にはキャラメリゼされたくるみ入りビスキュイ。
軽い口どけで優しい味。風味がとても素晴らしく、その味の余韻にしばらく酔いしれるほど。

デリシュー(\580、2012年3月)
「サクサクのアーモンドメレンゲとバニラのバタームース。パリッとしたヌガー」
(冷蔵庫から出して10-15分程度涼しい所に置いてからお召し上がり下さい)

サクサク食感のアーモンドメレンゲとバニラビーンズたっぷりのバタームースの組み合わせ。
バニラの風味が最強!まったりとした口どけのムースにメレンゲとヌガーが食感のアクセントに♪

マドレーヌ・テ・キャラメル(\230、2012年3月)
「マドレーヌ生地にキャラメルティーの葉とキャラメルクリームを加えて焼き上げました。
キャラメルと紅茶、マドレーヌのやさしい味わいが互いに手をつなぎます」

キャラメルティーの優しい甘味とキャラメルクリームのほろ苦さがいい感じに調和している。
ややモソッとした食感。個人的にはもう少し表面さっくり、中しっとり生地だと良かったかな…。

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見ために特別華があるわけでもなく、凝った食材を組み合わせているわけでもなく。
なのに、「!!!」の驚きと感動を与えてくれた、今回の生菓子2点。感服です!!
繊細かつ洗練された完成度の高い味にため息が…。足をのばして買いに出かけて正解でした。
半分にカットして、一緒にいただいた夫も「ここは別格だね!!」と興奮していましたから(笑)。

生菓子はそれぞれに食べごろの温度が設定されているので、テイクアウトで作り立てのものが
いただけなかったのにも関わらず、最大限に美味しくいただくことができました。
焼き菓子についても保存に適した温度について説明された紙が添付されていましたので、
作り手のこだわりが感じられて、とても好感が持てました。温度管理って大切ですものね。

持ち帰りのケーキについても、ケーキボックスに保冷剤とともに詰め込んだだけでなく、
更に保冷シートで包んでいただけるというサービス。とてもありがたかったです。
持参した保冷バッグとのダブル効果で、帰宅してからも保冷剤は凍ったままだったくらいですから。

次に伺う時は、ぜひぜひイートインでケーキをいただきたいですね~。
それと、いつもサイトで発表される営業日のメニューの中で「コキーユ・ドゥ・ムラング」については
ほぼ土日月の3日間フルで登場していることが多いのですが、私がうかがったこの日に限っては
お取扱いがなかったのです(涙)。次回訪問の楽しみにとっておくことにしましょうかね(苦笑)。