私がロンドンから帰ったらハプスブルク行こうね~、と友達と約束していて、時差ボケも直りきってないま

私がロンドンから帰ったらハプスブルク行こうね~、と友達と約束していて、時差ボケも直りきってないままこちらへ。

2時半くらいになっちゃったかな、平日遅めのカフェタイムに入店。

他の方のお写真でわかる通り、高級感ありながらもモダンでけして入りにくいという感じではなく。
お店の装飾の要所要所でシルバーや白磁の陶器を使っていらっしゃるせいか、清潔感と洗練があり、私は溜池山王のショップよりこちらのほうが品良く好きかもという感じです。
遅いランチの方達のテーブルがシェフからのご挨拶を受けていらっしゃる、平日のお昼の銀座のこなれた雰囲気。

お花のたくさん活けられたスペースの横のテーブルにてメニューを選ぶ。
ティータイム用のメニューがあります。

友人は 季節限定ものにこだわりたいようで、アプフェルシュトゥルーデルにウィンナメランジェ。

私は エスターハージトルテにHappy Timeとかいうのだったかな、蜂蜜のフレーバーにカモミールなどがブレンドされたもの。 

エステルハージトルテは青山のジェルボーさんにもありますよね。あのトップが白地にチョコの矢絣のような文様になっているシンプルなケーキが食べたくなりました。

磨きあげたシルバーのベースプレートに白いレースのドイリー、白いプレゼンテーションプレート、白いナフキン・・と糊の効いた真っ白なテーブルクロスの卓上のエレガントさは素敵です。

ロンドンに、銀器の専門店が地下に密集している歴史ある建物があり(その地階に入るのにコートや荷物の検査とかがあります)、そこで山のような銀器を見てきたばかりだったのですが(圧巻です)、改めてテーブルにセットされていたり、インテリアの各所に置かれているシルバー製品は上品だなぁと目を奪われます・・・・・そっか、ダジャレじゃないけど、ここって「銀」座ですもんね、シルバーが映えるはずです(^^;)。

そうこうしているうちにケーキ達が到着。

友人はすごく好みに合っていたらしく、アプフェルシュトゥルーデルを絶賛。よかった連れてきて。

エスターハージトルテは、トップの白いアイシング部分がやや厚め。
重ねられたオーストリアスポンジケーキがふわふわ!!白いミルキーなバタークリームの層と見事な融合。
このスポンジケーキのきめの細かさはちょっと普通のパティスリーのケーキでは味わえないと思います。
一口いただいて、は~、おいしい・・・とため息。やっぱりカヤヌマさん(というか神田シェフ?)のお菓子に間違いはない、という感想を新たにしました。
シンプルですけどほんとにおいしいですよ、おすすめ。

Happy Timeは蜂蜜の香りがけっこうします。フルーツっぽさもあって、お砂糖は入れませんでしたが、お砂糖を入れて甘くしても美味しいと思います。
紅茶、ハーブティーはデンメアさんのものですね。六本木の美術館のところのデンメアさんや、ドイツ文化会館のノイエスさんでも時々いただいています。デンメアさんはウィーンのブランドなので、オーストリア菓子のこちらのカフェではベストマッチです。ザッハートルテとかに合うように紅茶なども合うようブレンドされてるのがわかるブランドですので、ぜひ紅茶も試してあげてください。

お茶はカップ1杯サービスですので、小さめのケーキ1個に対して足りるか足りないか、というくらいの量。
こちらは、あくまでレストランですし、13:30から15:00ラストオーダーという短いインターバル的なティータイム設定ですので、正直、お茶のために長居をする使い方は想定していらっしゃらないのだろうと思います。
銀座をショッピングしていて、ちょっと小一時間ほどお茶一杯で休憩、という使い方がスマートかと思います。
静かで落ち着いていますので、ラデュレさんだとにぎやかすぎるなぁ、という時に相手に応じて利用するのが心地良さそうです。

サービスも、短時間のお茶利用ですのに、空調の風よけのブランケットを出して下さったり、皆さん細やかかつ丁寧で良かったと思います。

物販でテーベッカライなどのクッキーも販売していらっしゃいますが、一度お店を出た後、友人は夕方になってやはりショコラーデのクッキーが気になり、もう一度こちらに戻って購入していました(笑)。
あの3種類のクッキーの中ではショコラーデが一番おいしいよね、ということで二人とも好みが一致しています(友人は缶入りのを先日いただいて感動したそうで。)。
購入する時は、厨房に商品のお菓子が置いてある?ようで、その場のカウンターであっさり受け取るというより、スタッフの方が厨房に取りにいかれる分、少し時間をおかれるので、お急ぎの方はご注意。(そんな遅くなったわけではないですが。)

再度お店に戻った時は既にお店はディナータイム。
各テーブルにキャンドルがともされて、またさらに落ち着いた雰囲気。で、やはりk.u.k以来の根強い人気があるのでしょうね、どんどんお客様がいらっしゃっていて、大人っぽい感じがよかったです。

溜池山王のショップ用にお菓子を作られる方(こちらがカヤヌマさんですよね)と、銀座のシェフとで、微妙にクッキーの材料の配合も変えていらっしゃるのだそうで、リンツァーなども、銀座のほうは少し生地に柑橘をいれていらっしゃるなど、双方のオリジナルを味わい分けてみるのも楽しみの一つだそうです。

友人が、来てよかった~、と帰る道々、喜んでいました。

ロンドンもお菓子(特に紅茶と合わせるお菓子)がおいしいのですが、やはり東京もおいしいなぁと思います。
この次はドボストルテにしたいな~。
また伺いますね。

(後で友人が言うには、カヤヌマのとくらべるとこちらのショコラーデのほうがチョコがあっさりめだったそうです。)