行き先をなんにもきめず、大阪からふらり九州へ、まずは鹿児島、そのあと新幹線で夕方5時半頃に博多に
行き先をなんにもきめず、大阪からふらり九州へ、まずは鹿児島、そのあと新幹線で夕方5時半頃に博多につきました。
福岡には、行ってみたい珈琲屋がたくさんありました。そのうち、そのなかでもダントツでいってみたかった珈琲美美へ。
ついについに、きてしまいました。
食べログの情報を信じて、博多駅前のバスで桜坂まで。だけど、桜坂から、坂をのぼったり、特徴のある鳴き声の鳥がいる小径をわりと歩きました。
博多駅前からでてるバスで、桜坂よりもっと最寄りのバス停があったようです。笑
開かれた博多駅のイメージとはまたちがう、ひとつひとつが個性をもったおもしろそうなお店がならぶ緑豊かな雰囲気。ここがけやき通りなのか。
護国神社の北側、道路をはさんだお店の並びにありました。こじんまりとした2階だてのウッディな建物。
護国神社がまだあいてるじかんなら、神社に寄っていくのもいいかもしれません。
道路をわたり、看板をみて、うれしくてにやにやしながら扉をあけると。
1階は、右手にレジと左手におおきなかっこいい焙煎機。
奥では特徴のあるぼうしをかぶったマスターが、ざるにはいった生豆をベンチにずらりとならべてピッキングされていました。
言い過ぎかもしれないけど、ほんとうに、珈琲に魅せられた映画のワンシーンみたいな世界観。
2階が喫茶ですと案内され、階段をのぼります。
こじんまりとした喫茶スペース。
お冷でだされる氷が、アイスピックされたおおきなまるっとした氷で、うれしくなる。
たのんだのは、
濃味 630円
中味 525円
フルーツケーキ 380円
わたしが頼んだのは、濃味。
濃い、だけど雑味がまったくない。冷めてもえぐみがなく、ちょうどいいほろ苦さ。
フルーツケーキはこぶりだけど、3種類のキルシュに漬け込まれた、香りたっぷりの7種のドライフルーツの果実感が最高で、とても濃厚です。おいしー。
あらいものをする 水道の音、
すこし雰囲気になじまず ぶっきらぼうだけど人がよさそうな 威勢のいい女性の定員さんがメニューを確認する声、
ポットがお湯をつたうようす、かちゃんとカップがかさなる音、
うしろでながれる 控えめな音量のクラシックにかさなって、
この空間をつくるぜんぶの音が、ちょうどいいバランスで、このおみせの世界観を醸し出しています。
閉店ぎりぎりまで長居してしまいました。福岡の珈琲屋のことを店員さんたちが、親切に教えてくれました。あたたかくて素敵なスタッフさんたちでした。
ブレンドの中味と濃味と、ハラールモカの豆を持ち帰り。お会計してくれた奥様と、よこで笑顔で見送りしてくれたマスター。
良いお店には、素敵な店員さんがいるんだとあらためてつよく思える、うれしい出逢いでした。
福岡にきたらまたぜったい寄ってしまうとおもいます。ごちそうさまでした。
http://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/40000004/dtlrvwlst/