渋谷ランチパスポート第六弾:ブティックの奥で頬張る肉肉しいハンバーガー ハムスターの巣箱に敷く
渋谷ランチパスポート第六弾:ブティックの奥で頬張る肉肉しいハンバーガー
ハムスターの巣箱に敷くオガクズが切れてしまいました。
以前は東急東横店の屋上にペットショップがあったのですが、その店は現在、鶯谷町に移転しています。
ナワバリとはいえ、自宅から歩くにはけっこうな決意が必要な距離です。
せっかく出動するのですから、この近くでランチパスポートを利用しなければなりません。
こちらとピザスライスが隣接しているので、どちらかにははいれるだろうと考えました。
12時前に到着しました。
どう見ても洋服屋さんなのですが、ハンバーガーの看板も出ているので、構わず入店します。
奥行半ばくらいのところに数段の階段があり、それを登るとカフェになっていました。
上階は喫煙室だそうなので、ここに留まりました。
パスポート客で混んでいるかと思いきや、荒削りな材木で作られた巨大なテーブルに男性おひとりさまだけ。
斜めくらいのところに陣取り、P.O.Cハンバーガーを注文しました。
数名いるおにいちゃんたちは話し好き。
「ここ、内装は全部自分たちでやったんですよ」
「建築現場の型枠の板、あれの古いのを手に入れてきて、材料にしました」
この巨大テーブルもお手製だそうです。
なるほど、表面が味わい深くずれています。
「これ、ひっくり返すのたいへんだったでしょ?作業もここでしたの?」
と尋ねると、その通り、ということでした。
サラダにスープ、まもなくアイスティーが出ました。
スープの具はパプリカとナスでした。
心の準備ができていなかったので、ふにゃっとしたナスには度肝を抜かれました。
向かい側に新しく来た男性客に水のコップが出されました。
「ちょっと、ここ、水もらってないんだけど」
と言って、私にも水を出してもらいました。
厨房でじゅーっといういい音がして、ハンバーガーのプレートが運ばれてきました。
分厚いハンバーガーの上には、チーズをカリカリにしたパルメザンチップスと、ごろっと刻んだマッシュルーム。
赤っぽいポテトがたっぷり添えられています。
後はピクルス1枚。
ハンバーガー、たくさんの生野菜をはさんだタイプではないので、口の小さい私でも比較的かじりやすかったです。
バンズが力強く、レアっぽい肉を支えます。
肉の味がストレートに来るような、まっとうな作り方でした。
後から振り返ると、マスタードくらいつければよかったように思いました。
私はレアな肉が好きなのですが、あまりピンク色だと喜ばないお客さんもいると思います。
オーダーの際にディフォルトの焼き加減を説明して、ウェルダン希望も聞くようにすればいいのではないでしょうか。
トイレは2Fにあります。
ついでに喫煙室を撮影しようとスマホ持参で上がったら、上の方がお客さんでいっぱいで、写真が撮れませんでした。
こちらのおにいちゃんもランチパスポートを買って持っているのですが、
「自分でランチタイムに商売しているから、なかなか食べに行けなくて」
と苦笑いしていました。
そして私に、どの店がうまかったかを聞いたのでした。
http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13165417/