ゴントラン シェリエ 日本橋店(三越前 / パン、ケーキ、カフェ) 生地が秀逸で、旨味がじっく

ゴントラン シェリ日本橋店(三越前 / パン、ケーキ、カフェ)

生地が秀逸で、旨味がじっくり 素朴さと野趣溢れ豊潤なコクがハンパない味噌セーグル...



東京メトロ半蔵門線三越前駅A4出口を出てすぐのCOREDO室町3 地下1階にあるブーランジェリー

週末14時40分過ぎに訪れました。
ガラス張りで中が垣間見えるモダンな外観で、中央にある円柱の半分をぐるりと取り囲むようにパンが置かれ、両側にイートインスペースがあります。

それなりに人は入っていましたが、店内が広いのでさほど窮屈さは感じず、いつものようにぐるっとパンを見渡してから数点購入しました。

パン・オ・セレアル(230円): ころんと大振りで、先がやや尖り、クープ(切れ込み)が入った形状。
トラディション生地にローストした穀物が入っているそうで、スライスすると大きな気泡がいっぱいで、穀物の粒が点在しています。

夜いただいたのでクラストはやや甘くなってしまっていましたが、しっとりめのクラムはモチモチして引きが強いです。
時折感じる穀物の粒が非常に香ばしく、上品な風味の生地にアクセントをつけていました。

オーブンで軽く炙るとサクサクして、焼いたことによる香ばしさが増したのは言うまでもありません。

味噌セーグル ハーフ(220円): ごろんと大きく、生地は濃い茶色(ホールは440円)。
ライ麦生地に味噌を入れたお店の代表的パンだそうで、ずっしりと重みがあります。

しっかり目の詰まった生地はわずかにぼそっとした食感もありますが、味噌のせいか?しっとりした要素も。
味噌の旨味と塩気にライ麦の酸味が合わさり、素朴さと野趣溢れ、コクと豊潤な香りがハンパではありません!
味噌を入れて焼いてあることによる香ばしさや苦味も感じられ、味噌の風味が最大限に活かされていました。

オーブンで軽く炙ると、サクサクになるので、食感が軽く香ばしくなります。
塩気やや強めなので、チーズ等と合わせておつまみ的にも美味しくいただけるパンだと思います。

バジルのリュスティク(250円): ころんとした素朴な形状で中にバジルが練り込まれています。

しっかりと引きがあり、もちっとした生地感。
見てはバジルが点在するくらいですが、いただくとバジルの香りがけっこう感じられ、オリーブオイルの風味もふんわりと。

バジル好きとしては嬉しく、サラダや食事のアクセント付けに良いと思いました。

パン・メロン(210円): メロンパンに粒状のあられ糖がいっぱいのっています。

上のクッキー生地がサクッと、中は薄い層の様になって裂けるしっとりふわっとした生地からはバターの良い香りが漂います。
粒状の砂糖がザクザクと食感が面白く、甘さもしっかり感じられ、スイーツ感覚でいただけるパンでした。


いずれのパンも生地が秀逸で、旨味がじっくり感じられるものでした。
私的に気に入ったのはパン・オ・セレアルと味噌セーグルで、香ばしさと上品さがあるパン・オ・セレアルは大衆的、苦味と豊潤な味わいの味噌セーグルややや好みが分かれる個性派という感じがしました。

以前に伺った新宿店とは違うパンを購入してみましたが、いずれも安定した味わい。
パリ出身のブーランジェリーということでお洒落で面白い形状のパンがあるだけではなく、お味の方もしっかり根付いているという印象を受けました。

気になったパンをその場でいただくことができるイートインスペースがあって、そのスペースも広めなのは嬉しいですね。

他にも支店があるので、違うパンも購入してみたいと思います(とはいえ、ハード系中心になるとは思いますが 笑)。


http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13166396/