鍵善良房 四条本店 (かぎぜんよしふさ)  つぶつぶキビ餅ぜんざいに恋をした 京都の中に

鍵善良房 四条本店 (かぎぜんよしふさ) 

 

つぶつぶキビ餅ぜんざいに恋をした

京都の中にある甘味処の中でも特に美味しいと言われるお店の1つ。祇園四条から八幡神社に向かう、あの人通りの多い道にお店を構えています。美味しいお店は少し離れた所にあるのが多いので意外だなと思いつつ、伺いました。

 

 

美味しいぜんざいが食べたいと思い行きましたが、ぜんざいは当たり外れが多く、このところ負け試合が続いていたので少し疑り深くなっていて、他のメニューにしようか迷いました。
お茶と生菓子のセットもいいなぁと思いましたが、せっかく美味しいと評判のお店に来たので、リベンジも兼ねてぜんざいにしました。こちらのぜんざいは少し変わっていて、普通のお餅ではなくキビ餅を使っています。どんな感じかとドキドキしながら待ちます。

少ししてからキビ餅ぜんざいが到着。汁気が少なく、そしてキビ餅が予想以上に黄色くて驚きました。遠目から見たら栗ぜんざいみたいです。
どんなものなのかと期待と若干の不安を抱きつつ、いただきます。

キビ餅のつぶつぶとした食感を味わいながらも、お餅の粘りも感じられるクオリティの高いお餅です。一口でも存在感がありますが、不思議とお腹にたまりません。
しっかりと餅米の風味も感じられます。
普通のお餅のようになめらかではないので、つぶつぶ・ぷちぷちとした食感がノイズにならないか心配していましたが、逆に良いアクセントになっています。
あんこは見た目通り水気が少なく、小豆の風味と甘みがダイレクトに味わえます。濃厚なあんこですが、キビ餅と一緒に食べることで甘さが軽減され、またお餅の風味が加わることで全体がマイルドになり非常にバランスが取れた味わいに仕上がっています。小豆の風味と上品な甘さが混ざり合い、香り高いあんこに質の高いキビ餅…とても美味しい!
そして美味しいだけでなく、ここでないと味わえないというアドバンテージもあります。このスタイルのぜんざい自体が少ないこと、またこのクオリティは他ではなかなかないかと思います。

予想とはだいぶ違いましたが、予想を超える素敵なぜんざいに出会いました♪これから暖かくなりますが、また食べたいです♡

 

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