アラジン(フランス料理/広尾)
オリーブのオイル漬け
突き出しで供される。渋い色彩を放っていて、いかにも美味しそう。
油断してゆっくり食べていると下げられてしまうので注意が必要。
リエット
オリーブと共に供される。塩加減が絶妙。香り、味のバランス共に申し分ない。リエットはここが一番ではないかと思う。
パン
リエットがあるといくらでも食べられてしまう。
ランチコースに1,000円をプラスして前菜を2皿構成に。
フォワグラとホロホロ鳥とジロール茸、石川芋、牛蒡のガランティーヌ
見た目も麗しい一皿。各素材の持ち味を活かして、爽やかな前菜に仕上げている。サックリと粘りの少ない石川芋や牛蒡の香りの力強いこと!しかし、根菜特有の個性的な味わいが出しゃばり過ぎず、見事にバランスがとれている。
付け合せの野菜の塩梅も絶妙。
内臓料理三種類(アンドゥィエット、ローニョン、トリップ)の盛り合わせ
各内臓は右から時計回りにアンドゥィット、ローニョン、トリップ。
こういう内蔵料理が愉しめるのもアラジンならでは。
開店当初から変わらない魅力のひとつ。
パリっと香ばしいトリップ、ジューシーな脂身が纏うローニョン、どれも本当に美味しい。